社員インタビュー:「結婚も仕事も諦めない」クローバーテックで見つけた私のキャリア(Shoplive事業部・ビョン) | 株式会社クローバーテック

社員インタビュー:「結婚も仕事も諦めない」クローバーテックで見つけた私のキャリア(Shoplive事業部・ビョン)

お話を伺ったのはライブコマース事業部のストラテジストのビョン・ヒョンジュ。マーケティング畑の出身で、IT分野はこの会社に転職して初めて経験する業界で、入社時は不安でいっぱいだったそうです。また、結婚や出産などの女性のライフプランを考えて、一度は転職を諦めたといいます。なぜ正社員就職の道を選んだのでしょうか。

ーー今のお仕事を教えてください。

私は韓国のシステムであるライブコマースを利用されるお客様の運用状況から情報分析を行い、戦略を立てています。基本的には在宅ですが、現場に出向いてライブ配信のアシスタントのライブコマース業務全般に従事しています。

ーー在宅勤務もできるんですね。基本的にオフィスに出向くことはないんですか?

単純に自宅がオフィスから遠いというのもありますが、私は会社にいると、自分の仕事に集中しにくいと感じるんです。

在宅だと、周りの状況など社内の情報から隔離されてしまうデメリットがありますよね。そうならないように、月曜日に行われる定例会には会社に出社して出席しています。定例会では、業務のことだけでなく、お互いの週末の出来事なんかも議題に上がるので、メンバーの近況も知ることが出来ますね。

会議が終われば、その足で自宅に帰って業務を再開することもあります。どこで仕事するかは完全に一任されています。

それに、会社に行かなくてもSlackやLINE上で気楽にやり取りが出来ていて、引き継ぎも何かと楽なんですよね。他のスタッフも社外に出ることも多く、気楽に日々の業務について色々聞けます。在宅だから孤立してるとか、情報の格差がある、ということはありませんね。

在宅と出社を自由に選べる。

新卒時代のような仕事への情熱が再燃する環境

ーークローバーテックを知ったきっかけを教えてください。

鳥山さんと池上さんとは、以前勤めていた会社の同僚だったので、お二人が会社をやっていること自体は知っていました。

クローバーテックが、韓国のライブコマースのシステムを導入するとなった時に、韓国語の通訳としてチームに入ったのが一番最初です。以前、韓国コスメの会社で通販部門で新規のコスメブランドを売り出すマーケティングと通訳に従事した経験があったので、声をかけてもらった次第です。それが2年前で、社員として入社したのは去年です。

ーーこの会社の第一印象を覚えていますか?

頑張り屋さんが多いと感じましたね。私は適当な人間なので、学ぶことが多いです。

プレッシャーに感じる部分もありますが、それは、「強制的」「何かやらなきゃいけない」といったものではなくて、忘れていた情熱を思い出させてくれるようなそんな刺激になっています。大げさな言い方になりますが、新卒の時に抱いていた「大志」のようなものが沸々と湧き上がってくるのを感じています。

ーーそれは一体どういったものでしょうか?

私はけっこうチャレンジングなものが好きで、ベンチャーの会社にも勤めて、新規事業などゼロから市場を開拓するようなことにも挑戦してきたんですね。でも、長く会社員生活を続けるうちに情熱がなくなってきていたんです。

例えば、外資企業で、日本に新しいサービスを導入しようと燃えていても、本社のトップが変わる度に方針がコロコロ変わるなど、です。自分ではどうしようもない部分で振り回される経験を重ねて、情熱の炎が小さくなってしまったと言うか。

そういった、どこか忘れかけていた情熱が蘇ってきて「もう一度やってみよう」とワクワクできているんですよね。

リモートメンバーも週に1度顔を合わせてミーティング

明確な指示と、きめ細やかな進捗確認で、未経験分野でも本領発揮

ーーすごい心境の変化ですね。この会社の何がそんなにやる気を出させるのでしょうか?

COOの池上晃平さんが、「私のできることだけやれば良い」と明確な指示を示してくれるかなと思います。

前述の経歴の通り、私はIT分野は全くの未経験です。本当に分からないことだらけなんです。そんな私でも作業が出来ているのは、きめ細かいバックアップ体制があるからです。

ライブコマースは池上さんが私のバックアップをしながら進めているのですが、毎週オンラインで池上さんと定例会を行っています。そこで、「進捗どうですか?」と逐一確認してくれます。進め方が私に合っているかとか、締切に無理がないか、あればスケジュールを調整しようと細かく調整してくれています。

ーーなるほど。そうやって、少しずつできる作業領域を広げられているんですかね

そうなんだと思います。また、何よりありがたいのが会社のトップが「明確なゴール」、方向性を示してくれることです。トップの指針がコロコロ変わると、従業員は何をすればいいか分からなくなり、疲弊します。

ライブコマースであれば、韓国国内での市場を参考に、池上さんが視聴者数の目標などを示してくれるんです。その上で、どういった戦略を立てられるか、私はゴールに向かって職務に没頭できるんです。

ライブコマースは、コロナ禍で一度日本に導入され、広がらなかったシステムです。それを再導入しようというのは、すごく大変な仕事です。

本当は「二度と新規開拓なんてやるか」って思っていたんですけどね。

でもお客様や社内のチームの皆さんが頑張っているのを見ていると……そんなメンバーと一緒に日々プロジェクトを走らせていけるのは、やっぱりやりがいになりますね。

COOの池上晃平(左)とCEOの鳥山紘平(右)

結婚・出産見据え一度は諦めたキャリアだが、鳥山の言葉が転機に

ーー改めて、IT業界は未経験ということでしたが、入社の決め手は何だったんですか?

CEOの鳥山紘平さんに社員に誘っていただいた時、私はちょうど結婚したばかりだったんですね。相手は同じ韓国人で、日本駐在員。いつ韓国へ帰国するか分からない状態です。子どもを授かりたいと思っていますし、ライフプランを考えると「正社員は無理かな……」と正社員キャリアを諦めていたんですよ。

そんな話を、鳥山さんに正直に話すと「大丈夫やで」と言ってくれて、フルリモート勤務も快諾してくれました。

「子どもを産んでも大丈夫」「韓国に帰っても大丈夫」どんな状況でも私にできることをやってほしい、そんなふうに私の状況を受け入れてくれたんです。家庭か仕事か、二択しかないと思っていたところに両立できる第三の道が見えた気分でした。

ーー最後に、クローバーテックはどんな人向きな会社か教えてください。

この会社ってすごいチャレンジが好きな会社だと思うんです。私も新規開拓やチャレンジが好きです。また、私みたいにITの経験がなくても、挑戦することを楽しめる人には合うと思います。何より、「やってみたい」という気持ちがあったら、会社のみんなが応援してくれるはずです。

出来ないことに目を向けるのではなく、一つでも「できること」「やってみたいこと」があれば、きっと一緒にやっていけるはずです。

何か悩むことがあっても、まずは、ともかく話をしてみてください。きっと突破口を見つけられるはずです。

出社組メンバー

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